奨学金で名義(名前)変更

苗字変更した時の奨学金の名義変更の手続き方法について

結婚をして名前の変更(名義変更)住所変更があった場合、「引き落としに指定している銀行口座」と「日本学生支援機構」の2つともに、変更手続きをする必要があります。
片方だけ変更をしても、銀行口座と名前が一致しないので、毎月の返済分が引き落とされません。

 

今回は結婚をして名前(住所)が変わった場合の、日本学生支援機構の名義変更の手続き方法について解説します。流れは以下の通りです。

 

@まずは日本学生支援機構で名義変更を行う
A続いて銀行口座も名義変更を行う

 

@まずは日本学生支援機構で名義変更を行う

日本学生支援機構での名前の変更には以下の3つの方法があります。

  • スカラネットパーソナルで変更する
  • 郵送・FAXによる手続き
  • 電話による手続き

スカラネットパーソナルを登録している方はそちらから変更するのが確実です。インターネットにつながる環境があれば24時間いつでも可能です。電話による手続きについては

 

返還相談センターが「月曜〜金曜:8時30分〜20時00分(土日祝日・年末年始を除く)」しか繋がりません。さらに営業時間内であってもお問い合わせが多いので特に昼間は繋がりにくいです。

 

スカラネットパーソナルを登録していない方は返還相談センターに電話をするという方法になります。無登録の方は一度この機会に登録しておくとよいと思います。無料で使えますし、今の奨学金の状態(あと何回で完済するとか残高とか有利子の場合は利息とか)が全てわかりますし、こちらから繰り上げ返済も可能です。

 

登録には奨学生番号が必要ですので、やはり、奨学生番号がわからない場合は、一度返還相談センターに番号を教えてもらう必要があります。返還相談センターの連絡先は以下の通りです。

 

スカラネットパーソナルの公式HP

 

奨学金返還相談センター

電話:0570‐666‐301(ナビダイヤル)

海外からの電話、一部携帯電話、一部IP電話からは⇒03‐6743‐6100
月曜〜金曜:8時30分〜20時00分(土日祝日・年末年始を除く)

 

・スカラネットパーソナルで名義変更する
まずはスカラネットパーソナルの公式HPにいき、IDとパスワードを入力、その後奨学生番号を入力してログインします。奨学生番号は奨学金に関する書類が手元にある方はそこに載っています。もしわからない方は返還相談センターに電話を入れて、聞く必要があります。

 

スカラネットPSにログインしたら「各種届願・繰上」という項目をクリックします。
奨学金の名義変更(名前変更)

 

下におりていくと「ワンタイムパスワードの取得画面へ」という項目があるのでクリックします。
奨学金の名義変更(名前変更)

 

名前の変更をするには各種届の画面に入る必要がありますが、その画面に入るには一時的なパスワード(ワンタイムパスワード)を取得する必要があります。
まずはワンタイムパスワードを取得します。画面通り進んでいけば登録しているメールアドレスにワンタイムパスワードがすぐに受信します。
取得したら次は「各種届・願出・繰上返還申込の処理選択画面へ 」に行きます。そこで取得したワンタイムパスワードを入力すれば、名前の変更できる画面に進みます。
「転居・改氏名・勤務先(変更)の届出」という項目があるので次へを押します。

 

奨学金の名義変更(名前変更)

 

あとは画面通りに進めていけば、名前を変更することができます。
奨学金の名義変更(名前変更)

 

A続いて銀行口座も名義変更を行う

日本学生支援機構の名義変更は完了しても、引き落としとなる銀行口座の名義が旧名義の場合は、名義が不一致となるので引き落としされません。
銀行口座の名義変更も必要です。以下の3点を用意して銀行に出向くと、名義変更が可能です。

 

@キャッシュカードと通帳(複数持っている場合はすべて)
Aお届印(口座ごとに異なるご印鑑をお届けの場合はすべて)
B新しい氏名が記載されている以下のうちどれかの書類

  • 運転免許証
  • 旅券(パスポート)
  • 各種健康保険証
  • 在留カード
  • 戸籍記載事項証明書
  • 個人番号カード
  • 住民票(住民票記載事項証明書)生年月日が記載されているもの
  • 特別永住者証明書(外国人登録証明書は、一定期間「在留カード」または「特別永住者証明書」とみなされます)
  • 戸籍謄(抄)本